特定の物質(アレルゲン)が頻回に皮膚に接触することで、
その物質に対してアレルギー反応を起こす体質に変わり、
その後、アレルゲンに触れることによって引き起こされる皮膚炎を
アレルギー性接触皮膚炎といいます。人によってアレルゲンは異なります。
いつまでも皮膚の赤みが続いたり、茶色く変色したり、
治療しているのに治らない時には、憎悪因子となっている
アレルゲンを見つけることも必要であり、
その原因を調べるためにパッチテストを行います。
パッチテストとは?
皮膚炎の原因として皮膚に接触する化学物質、日用品、化粧品、薬剤、食物などが
関係してないかどうかを調べる検査です。パッチテストは背部等に種々のアレルゲンを貼り、
経時的に反応を観察し、皮膚炎と何らかのアレルゲンが関係しているかを確認します。
パッチテストで検査できるアレルゲン
ニッケル、クロム、化粧品・毛染めや塗り薬などによく含まれている成分、ゴム関係
※歯科金属のパッチテストはおこなっておりません。
パッチテストを希望される方へ
パッチテストは月曜日か火曜日に貼付します。
月曜日に貼付の場合は水、木、月曜日で判定、火曜日に貼付の場合は木、金、火曜日に判定します。
なお、現在使用中の化粧品のパッチテストを希望される場合は月曜日か火曜日にお持ちください。
パッチテストには準備等が必要ですので、まず一度受診いただきご相談ください。